職種紹介

ここがやりがい

配送コースに求められる納期、顧客ごとに求められる荷扱い、納品方法は決まっていますが、現場での配送業務をどのようにすればより良くなるのかを自ら組み立て、進められることは大きなやりがいです。配送は予期せぬ追加業務が発生したり、道路状況などで拘束時間が長引くことが珍しくありませんが、ヤマシタの集配業務は安定しており、突発的な業務負荷が少ないため、１日の拘束時間が安定しプライベートを含めた予定が立てやすい点も魅力です。その分、メリハリのある働き方としてコース通りに定められている標準的な集配時間を遵守しつつ、日々の改善を意識していくことで、さらに自身のコースがより良く・配送しやすくなることを目指せます。
また、社内ではさまざまな世代もいますが、中途入社者が多く、ドライバー間の協力やサポート体制も整っているため、居心地の良さも感じられます。

日々の業務で最も大切にしていること

自身が感じている不満点を無くせないか？変えられないか？と改善し続けていくための「やり抜く」を大事にしています。「改善」といっても、特別なアイディアを思いついたことを実施しているわけではありません。例えば、あるお客様では配送後に伝票に担当者のサインをいただくルールがあり、その担当者が業務を開始するまで、車内で待機する時間が発生していました。私は、その時間帯に夜間勤務の方がいらっしゃることを理解していたため、「夜間勤務の方に対応してもらうことはできないか」「あるいはサインレスでお願いできないか」と考え、上司や営業担当に提案しました。その結果として伝票のサインレスが決まり、待機時間が30～40分ほど短縮されました。
「もっとこうした方がいいのでは」と思ったことを社内やお客様に伝えて改善する方が、自分も快適に仕事ができますし、お客様の満足度向上にも繋がります。ただ物を運ぶだけが配送の仕事と思われがちですが、実は自分の工夫次第で変化を起こせる、創造的な一面があるとヤマシタで強く実感しています。

入社してから成長を感じた瞬間

「改善」への取り組みが事業部全体に紹介されたことで、自分の考えに対する自信が高まりました。さらに、後輩の配送に横乗りしながら指導することで、改善の考え方やコツを伝え、物流部門の時間短縮に寄与できていると感じ、大きな成長を実感しています。ただし、この取り組みが実現できたのは私一人の力ではなく、上司や営業担当が私の提案に耳を傾け、賛同してくれたおかげです。当社の企業理念である「正しく生きる、豊かに生きる」に沿っている限り、提案が否定されることはほとんどありませんでした。ドライバーという仕事は一見同じように見えますが、それぞれが意思を持って行動することで、多様なキャリアの可能性が広がります。ヤマシタは、そうした個人の意志を尊重し見守ってくれる会社だと感じながら、日々の業務に取り組んでいます。