職種紹介
業務内容
工場職の洗い場担当は、ホテルや病院・介護施設で使用するリネン製品(シーツ、タオル、ナイトウェアなど)の洗濯業務全体の進行を管理する重要な役割です。この職種では、工場全体の生産計画に従って、洗濯する製品の順番を判断し、求められる生産量の達成とともに効率的なオペレーションとなるように改善施策を推進します。
具体的には工場に保管されている洗濯前の製品量と、当日にドライバーが顧客から回収する製品量を踏まえて、生産計画の判断と実行を行います。顧客の納品スケジュールから逆算した計画や洗濯する順番を考えていくため、工場全体の各部門の工程や必要な時間までを把握し作業を行います。
また、洗い場担当は体力を使う仕事もあります。ドライバーが顧客から回収した製品を専用のカゴ台車で倉庫内を移動させていく時や製品別に仕分けする作業をはじめ、大型洗濯機に対して製品を投入する作業には体力や身体を使って運搬していくことがあります。洗い場担当の後工程では、洗濯された製品を仕上げしていく担当がスタンバイしており、工場全体の一連のオペレーションをスムーズに進めるため、工場長や各フロアの責任者とも密に連携して生産管理を行います。業務はチーム全体で協力しながら、効率的かつ正確なオペレーションを心掛けています。
求める人財
洗い場担当に向いているのは、工場全体の流れを理解しながら作業の段取りを組み立てられる「生産計画と実行」ができる方です。日次・週次にて工場での洗濯前の製品量・当日の回収量を予測し、当日の生産状況から、生産計画として必要な稼働時間や人員数、時には残業判断を行います。
その際には「報連相」として工場長や他の部門メンバーとの連携が重要です。生産スケジュールや優先順位についての情報を的確に共有していくことや、工場内で起こるトラブルや問題が発生した場合には、迅速に対応をするためのコミュニケーションが求められます。
さらには、「標準作業の構築」から改善に向けた「成長支援」を行える方となります。また日々のオペレーションでは、標準作業が決まっていますが、作業工程の課題点や改善点の可能性を自ら考えて上司へと提案していくことなど、積極的に改善への見直しを図っていく姿勢を期待しています。特に、洗濯業務全体の生産性を高めていくために、パートスタッフや技能実習生への指導や作業方法の周知を含めて周りをうまく巻き込んで進めていくことが重要です。そのため、一人で黙々と仕事をしたい方よりもチーム一丸となって物事を進めていくやり取りを重視したい方は向いているお仕事といえます。
先輩社員の声
ここがやりがい
洗い場担当では、1日の計画にそってスムーズに段取りが進み、予定通りにお客様に製品を届けられることが大きなやりがいです。工場内では、洗い場担当から製品の段取りが決まるため、後工程でスタンバイしている仕上げ担当者に対して待たせることなくかつ顧客に必要な製品の出荷まで円滑に進んでいること。まさしく工場全体のオペレーションをコントロールできることに充実感を感じられます。
また、チームメンバーと協力しながら作業を進めていく「チームヤマシタ」において、一体感は日々感じます。仕上げ担当の作業進捗も確認しつつ、営業や物流部門ともやり取りをしていき、顧客の要望による変更点のよって必要な製品が増えても、問題やトラブルがあっても乗り越えられると感じます。
日々の業務で最も大切にしていること
安全対策を講じながら、効率的な業務遂行を目指しています。特に労災防止には事業所全体での注意を払っています。一つ一つの作業やオペレーションの生産工程はシンプルですが、生産計画にそったオペレーションを「やり抜く」姿勢とともに、今ある工程をより良くする改善となる「挑戦」を大事にしています。
また、洗い場のオペレーションは1人ではなく、チーム全体で進める作業です。製品の仕分け作業、洗濯機械への投入、仕上げ担当に運搬する作業においてメンバーとの連携を密にし、コミュニケーションを大切にして業務を進めます。
入社してから成長を感じた瞬間
洗い場担当では、最初は先輩や上司の指導を受けながら業務を進めます。一つ一つの作業を通じて製品を覚え、そして顧客に納品している製品とリンクさせていきます。そして経験を積むことで工場全体の流れを把握でき、その経験が効率よく製品を流すための段取りを考えることに繋がり、自身が工場全体をコントロールできるようになってきたと実感できた瞬間に成長を感じました。
また、工場だけではなく物流部門の回収している製品量からオペレーションの流れを見極められるようにもなり、工場全体の生産性を向上させるための段取りを工場長に提案するなど、判断ができる範囲が広がりました。生産計画の策定にあたって、この管理能力が身に付いていることにも大きな成長を感じています。
時には製品に対するクレームが発生する場合もありますが、そうした際には、原因はどの工程で発生したのか、設備による影響なのか、スタッフによる作業工程での問題かを現場・現物を重視して探っていくことで同じようなクレームを起こさないことを意識しています。まさしく「お客様を原点」とした発想を心がけて問題解決に臨んでいます。
※黄色で色付け箇所はリネンサプライ事業部で具体的に求められるスキル項目
1日のスケジュール
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- 8:00
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出社・朝礼
安全に関する各種報告、当日の生産計画に関する確認、製品の不足などの優先順位の確認 ※工場設備の稼働にあたり立ち上げ業務があれば、7時前での出社があります
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- 8:15
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洗い場作業
使用済みリネン製品の洗濯機への投入作業
製品別への仕分け作業
ドライバーから回収した製品量を確認し、投入順番のPDCA
製品仕上げ状況・出荷製品量の把握
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- 12:00
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昼食
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- 12:45
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洗い場作業
製品の仕上げ状況・出荷製品量に応じて洗濯する順番の変更
各部門と連携し、当日の生産稼働に必要な時間を把握
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- 15:00
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休憩
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- 15:15
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洗い場作業
製品計画の進捗状況から残業判断を行い、必要な生産計画の達成
翌日の洗い場作業に向けて、段取りの確認
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- 18:00
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閉め作業/清掃
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- 19:00
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業務終了