職種紹介
業務内容
ピッキングは、ホテルや病院、介護施設で使用されるリネン製品(シーツ、タオル、ナイトウェアなど)を、お客様ごとの注文に合わせて専用のカゴ台車に積み込み、ドライバーがスムーズに配送できるよう準備・調整を行う役割です。
各顧客のニーズに応じた製品を把握し、当日必要なアイテムや数量を手順に従って用意します。また、トラックの荷台高さや製品の在庫状況、配送ルートに基づく顧客への配送順序を考慮し、配置を調整することも求められます。さらに、工場内の在庫状況、製品の仕上がりタイミング、ドライバーへの引き渡し時間など全体の流れを把握する力も重要です。
顧客ごとに正確かつ効率的に製品を積み込むことで、生産性向上につながる働き方が求められます。
求める人財
ピッキングに向いているのは、注文内容に基づいて正確かつ迅速に製品を積み込み、手際よく動ける方です。積み込む製品は発注書に明記されているため、手順通りに準備を進める標準作業を理解することで、基本的な作業はこなせます。ただし、重要なのは、標準作業を理解した上でミスなく効率的にピッキングを行い、より高い精度とスピードで作業を進められるかという点です。
私たちがスムーズに配送準備を整えることで、ドライバーが待つことなく次の配送へ出発することができ、効率的な配送につながります。したがって、私たちの正確な作業と全体の効率を意識した準備が、業務の大きなポイントとなります。「チームヤマシタ」として、ドライバーや工場のメンバーと一体感を持ち、互いに報連相・コミュニケーションを取りながら連携することが期待されています。
先輩社員の声
ここがやりがい
工場内を動き回りながら、自分の背丈を超える高さのテナーに製品を積み上げるこの仕事は、一見単調なルーティンのように見えて、実際には豊富な知識や経験、そして体力が必要とされる奥深い業務です。工場内の在庫状況や生産進捗を把握し、いつ製品の積み込みができるかを工場部門と調整しながら、次の工程に向けた段取りを組む力も求められます。また、ドライバーがスムーズに配送できるよう効率的に積み込みを行い、一日一日の計画を考え抜いて業務を「やり抜く」中で、計画通りに進行した際には大きな手応えを感じます。
製品が無事にお客様の施設へ納品され、次のピッキング作業もスムーズに進行すると、ほっと一息つくと同時に、仕事のやりがいを一層感じられます。この業務には効率化や改善の余地が多く、自らの工夫やスキルを磨きながら取り組める点も大きな魅力です。
さらに、工場と物流部門の橋渡し役として業務を円滑に進められたときには、同僚やドライバーからの「ありがとう」の言葉が心強い励みになります。こうした経験の積み重ねが、仕事への充実感を一層深めてくれるのです。
日々の業務で最も大切にしていること
ミスなく正確に商品を仕分けることが最も重要です。お客様からのクレームとともに、再度ドライバーが配送するリカバリーのコストが発生してしまうため、常に正確性を意識しながら作業を進めます。ピッキングミスを防ぐための再発防止となる工夫も、自ら提案していき、物流部門全体の業務効率を高められないか、小さな「改善」活動を通じて、効率的な部門になれるように「挑戦」しています。
また、効率かつドライバーへの思いやりを持った積み込みを意識し、時間内に効率よく業務を遂行するだけではなく、ドライバーが担当するコースでの配送しやすさ、配送先の順番も考えて用意していきます。
私たちが工場の後工程、ドライバーへの前工程という繋ぐ役割であるため、サプライチェーン全体を意識して日々取り組んでいます。
入社してから成長を感じた瞬間
契約している商品を覚えるところからスタートし、工場内のどこに製品が置かれているかも把握できない状態で、最初は積み込み作業で手一杯でした。そこから、先輩に指導を受けながら標準作業やピッキングの基本を習得し、担当コースの製品を把握して、迷わず積み込めるようになったことは、自分の成長を実感した瞬間でした。また、担当コースのドライバーの帰着時間を把握するようになってからは、逆算して製品を準備する段取り力も身についてきました。「お客様を原点に」とした考えで、前後の工程や部門を理解しつづけていくことは業務の組み立て方を変えて最優先の対応が見えてきます。
さらに、一緒に働くパートスタッフには「この手順のほうがドライバーにとって効率がいい」「工場の生産状況から、別のコースを先に積もう」などと、自分の経験を活かした指示やサポートができるようになり、工場全体の流れやメンバーを意識した効率的なピッキングをリード・指導できるようになったことも、大きな成長として感じています。
※黄色で色付け箇所はリネンサプライ事業部で具体的に求められるスキル項目
1日のスケジュール
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- 8:00
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出社・朝礼
安全に関する各種報告、当日のピッキング業務や生産計画に関する確認、優先順位の確認
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- 8:15
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ピッキング作業
必要な製品を専用台車に積み込む作業
製品仕上げ状況・ドライバーの帰着時間の把握を行い、積み込む作業の順番を調整
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- 12:00
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昼食
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- 12:45
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ピッキング作業・積み込み作業
ドライバーが帰着していくため、翌日以降の製品の積み込みや、発注状況に応じて再度積み込みを実施
各部門と連携し、当日の生産稼働に必要な必要数を把握
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- 15:00
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休憩
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- 15:15
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ピッキング作業・積み込み作業
製品計画の進捗状況から残業判断を行い、必要な準備を確認、
翌日の段取りの確認
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- 18:00
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閉め作業/清掃
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- 19:00
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業務終了