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異業界転職で見つけた、“お客様を原点に”働くということ。 建材メーカー営業から介護業界へ。異業界転職で見つけた新しいやりがい

異業界転職で見つけた、“お客様を原点に”働くということ。 建材メーカー営業から介護業界へ。異業界転職で見つけた新しいやりがい

2026.07.31
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Release:2026.07.31 Update:2026.07.31

建材メーカーで営業として働いていた沼尻さん。営業として経験を積む一方で、「もっとお客様に向き合える仕事がしたい」という想いを抱くようになったと言います。
そんな中で出会ったのが、福祉用具専門相談員という仕事。
未経験から介護業界へ飛び込み、現在は次期リーダーとして営業所を牽引しています。
異業界転職だからこそ感じたギャップや難しさ、そして“お客様を原点に”働くことのやりがいとは。
これまでのキャリアや転職の背景、現在の挑戦について伺いました。

建築を学び、“人と関わる仕事”として営業を選んだ

沼尻さんは大学時代、建築系の学部で学んでいました。就職活動でも住宅・建材業界を中心に見ており、その流れで新卒で建材メーカーへ入社します。
「学生時代から接客のアルバイトをしていて、人と話すことが好きだったんです。デスクワークより、外に出て人と関わる仕事の方が自分に合っていると思って営業を選びました」
前職では、フローリングやドアなどの内装建材を扱い、工務店向けの法人営業を担当。特約店を中心に約50社を担当し、営業としての基礎を磨いていきました。
一方で、建材業界ならではの難しさもあったと振り返ります。

 

「謝る仕事」が増えていった前職時代の葛藤

建材という商品の特性上、納品後の歪みや不具合によるクレーム対応は避けられませんでした。
「気づけば、業務の3割くらいは謝罪対応だったんです。もちろん必要な仕事ではあるんですが、だんだん“自分は何のために営業をしているんだろう”と思うようになっていました」
さらに転機となったのは、自然災害による工場被災。商品の供給が止まり、半年以上にわたって納期遅延が続いたと言います。
「お客様に迷惑をかけ続ける状況が続いてしまって。毎日のように状況説明やお詫びをしていました。 自分ではどうにもできない悔しさもありましたし、“このままでいいのかな”と考えるようになりました」
お客様との関係性を大切にしたいという想いが強かったからこそ、迷惑をかけ続けてしまう状況に苦しさを感じるようになっていきました。
「もっと、お客様に前向きな価値を届けられる仕事がしたいと思うようになったんです」
その経験をきっかけに、転職を意識し始めました。

 

「介護=きつい」のイメージを覆したヤマシタとの出会い

転職活動では業界を絞らず見ていた中で、出会ったのがヤマシタでした。ただ、当時は介護業界に対して「大変そう」「肉体労働が多そう」というイメージを持っていたと言います。
「母が介護職に就いていて業界自体は身近に感じていたものの、正直最初は不安もありました。最終的に不安がゼロになったかというとそうではなかったかもしれません。」
一方で、話を聞いていく中で、それまで持っていた印象とは違う部分も見えてきました。
「単純にモノを売る仕事ではなくて、“その人がどう生活したいか”に寄り添う仕事なんだと感じたんです。そこがすごく新鮮でした」
また、福祉用具は、ご利用者本人だけでなく、ご家族やケアマネジャーなど多くの人と関わりながら支援していく仕事。“生活そのもの”に深く入り込める点にも魅力を感じたと言います。
実際に入社してみると、イメージとのギャップは大きかったそうです。
「もちろん楽な仕事ではないですが、思っていた以上に“人に寄り添う営業”だと感じました。前職では謝る場面が多かったですが、今は“ありがとう”と言っていただけることが本当に多いんです」

 

最初の壁は、“知識不足で提案できない”ことだった

未経験で飛び込んだ介護業界。最初にぶつかったのは、福祉用具や疾病に関する知識不足でした。
「福祉用具って、ただモノを提案するだけじゃないんですよね。ご利用者の身体状況や病気、生活環境まで理解したうえで提案しないといけない。最初は全然できませんでした」
一度、「ある程度できるだろう」と思って現場に出たものの、うまく提案できず悔しい思いも経験したそうです。
特に難しかったのは、“正解が一つではない”こと。
同じ症状でも、ご利用者によって生活スタイルや困りごとは異なるため、提案内容も変わってきます。
その失敗をきっかけに、事前準備を徹底するスタイルへ変化しました。
「ケアマネジャーさんから情報をいただいたら、疾患や症状を自分で調べてから訪問するようになりました。準備をすることで、少しずつ自信を持って提案できるようになったと思います」
また、分からないことを周囲に素直に聞くことも意識していたと言います。
「先輩に同行してもらったり、“このケースどう提案しますか?”と相談したり。未経験だからこそ、まずは吸収しようという気持ちで動いていました」

 

“売らない営業”でゼロから信頼関係を築いた

現在の営業所に異動後は、過去の経緯から関係性が途絶えていたエリアを担当。中には、ヤマシタに対してマイナスな印象を持っているケアマネジャーもいたと言います。
まさに、“ゼロどころかマイナスからのスタート”でした。
「最初はなかなか話も聞いてもらえなくて。“また来たのか”みたいな空気を感じることもありました」
そんな状況の中で、沼尻さんが意識したのは、“すぐに売ろうとしないこと”。
商品の提案を急ぐのではなく、まずは相手の話を聞くこと、困りごとを知ることを徹底しました。
「まずは話を聞くことを大事にしました。“売り込みに来た人”ではなく、“ちゃんと向き合ってくれる人”と思ってもらうことを意識していました。真摯に話を聞き、マイナスイメージを聞き出してから自分のイメージを新しく植え付けられたらいいなと。」
地道に訪問を重ねる中で、最初は短時間の会話しかできなかった訪問先でも少しずつ関係性が変化。
徐々に相談をいただけるようになり、エリアの開拓にもつながっていきました。
「福祉用具って、単純に“モノを売る仕事”ではないと思うんです。ご利用者の生活に関わるものだからこそ、“この人なら任せられる”という信頼がすごく大事になる。だからこそ、まずは人として信頼していただくことを意識しています 。」

 

プレイヤーから、チームを支える立場へ

現在は営業として成果を出しながら、次期リーダーとしてチームを見る役割も担っています。
「自分の数字だけを追っていた頃とは、責任の重さが全然違います。メンバーの状況を見たり、どうしたら営業所全体で成果を出せるかを考えるようになりました」
以前は、自分自身が成果を出すことに集中していましたが、今は“周囲が動きやすい環境をつくること”も意識しているそうです。
「メンバーそれぞれ得意・不得意がありますし、抱えている案件状況も違うので、できるだけ普段からコミュニケーションを取るようにしています」
一方で、異業界から転職してきた経験があるからこそ、未経験メンバーへのサポートも意識していると言います。
「最初は分からなくて当然なんですよね。自分もそうだったので、不安な気持ちはすごく分かります。だからこそ、“一人で抱え込ませない”ことは大事にしたいと思っています」

 

異業界経験も、必ず武器になる

前職で培った経験は、今の仕事にも活きていると沼尻さんは語ります。
特に、住宅リフォームなどにまつわる住宅構造の知識や個人営業の対応力は、ご利用者対応や住宅改修提案の場面で役立つことが多いそうです。
また、前職で培った“相手の立場を考えて対応する力”も、今の仕事につながっていると言います。
「クレーム対応って大変でしたけど、“相手が何に困っているのか”を考える力は鍛えられたと思います。今振り返ると、その経験も無駄じゃなかったですね」
異業界転職に不安を感じる人も多い中で、沼尻さん自身は「前職経験は必ず活きる」と実感しているそうです。
「異業界だと、“自分の経験って通用するのかな”と不安になると思うんです。でも、実際は活かせることがすごく多い。前職で無駄だったことは一つもないなと感じています」
また、ヤマシタには研修やOJT、周囲に相談しやすい環境が整っていることも安心材料だったと言います。
「もちろん、自分から学びにいく姿勢は必要です。でも、一人で放置される感じは全然ないですね。周りがしっかり支えてくれる環境だと思います」

 

「お客様を原点に」向き合える人と働きたい

最後に、これから転職を考えている人へのメッセージを伺いました。
「介護業界って、“きつそう”というイメージを持たれがちですが、実際はそれ以上に“感謝されるやりがい”が大きい仕事です。お客様のために本気で動ける人なら、すごくやりがいを感じられると思います」
そして、ヤマシタで活躍している人の共通点について、こう話します。
「やっぱり、“お客様を原点に”考えられる人ですね。目先の数字だけじゃなく、本当に相手のためになることを考えられる人は、この仕事に向いていると思います」
また、“人との関係性を大事にできる人”も活躍していると感じているそうです。
「福祉用具の仕事って、一回提案して終わりじゃないんです。継続的に関わっていく仕事なので、信頼関係を丁寧に築ける人はすごく向いていると思います」
異業界からの挑戦でも、積み重ねた経験は必ず力になる。そして、お客様に真摯に向き合い続けることが、信頼と成果につながっていく。
沼尻さんの言葉からは、そんな実感が伝わってきました。



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