Release:2025.05.20 Update:2025.05.20
*本記事は社内報の転載になります。
こんにちは、広報の久保田です!
バリュー賞受賞者から「バリューの体現」を伝える
【THE ヤマシタ】バリューインタビューのコーナー✨
今回は24年度バリュー賞(※)「お客様を原点に」部門を受賞した、
HC世田谷松原営業所の金子修平さんにお話しをうかがいました!
(※)バリュー賞とは社員総会で年に1度表彰される表彰の1つです。
ヤマシタで掲げている「お客様を原点に」「チームヤマシタ」「挑戦」「やり抜く」、
4つのバリューの体現者を社内で推薦いただき社員投票で決定します。
ではまず自己紹介をお願いします。
金子さん:HC世田谷松原営業所で営業を担当しています。ヤマシタには中途で入社し、今年で7年目になります。前職は車のディーラーをやっていました。元々ウェルキャブ(福祉車両)に興味もあり、もっと人のためになる仕事がしたいという思いからヤマシタに入社しました。
久保田:今回表彰にあたり代表して事務の水鳥さんの推薦文を選ばせていただきましたが、実は他にも金子さんには複数人から推薦が届いていました!
金子さん:本当にありがたいです。評価されたこともそうですが、一緒に働く仲間たちが自分の行動を見ていてくれていたことがとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
水鳥さん:私は事務なので、実際のご利用者宅での様子は分かりませんが、ケアマネジャーの方やご利用者からの電話から金子さんの日々の行動が伝わってきます。皆さん“金子さんだから”お願いしたいという思いが強く、信頼されているんだなと感じますね。
▲受賞者の金子修平さん(左) と推薦者の水鳥莉恵子さん(右)
普段からお客様対応の時に意識していることはありますか?
金子さん:常に「自分が相手の立場だったらどうしてほしいか」を意識しています。ケアマネジャーの方の立場だったらレスポンスが早い方がいいし、ご利用者の立場だったら対応が丁寧な方が安心する。当たり前のことですが、それを意識した対応を心がけています。
水鳥さん:金子さんは休みの人の緊急対応でもいつも一番に手を上げてくれるんです。どこのどんな人かという情報を聞く前に「私行けます!」と言ってくれて(笑)きっと営業所内でも、自分が休みの人の立場だったらと考えて動いてくれているのかなと思います。
最近「良い対応ができた」と感じたケースはありましたか?
金子さん:完全な寝たきりの状態だったご利用者に車いすを導入したケースが印象に残っています。
そのご利用者は疾患もありますが、自力で移動ができない程の大柄な体格ということもあり、起き上がることが億劫(おっくう)になっていた方でした。独居のため居室の片づけも困難。そこでなんとか車いすに乗って過ごす時間をつくるために、まずは居室や車いすが通る導線を片付けることから始めました。車いすへの移乗はなかなか大変な場面もありましたが、他のサービス事業者の協力もあり、最終的には車いすに乗ることができました。車いすに移乗した後、ちょうどマンションの管理人さんが通りかかり、ご利用者が「久しぶりに管理人さんと話したね」と楽しそうにお話をされている様子が印象的でした。その後、車いすに対してのご希望も聞けるようになり、長期目標が“車に乗って出かける”になったと聞いた時は頑張って良かったなと感じましたね。
お客様が前向きになれるための臨機応変の対応、
相手のことを真摯に考える姿勢がリピートにもつながっていそうですね。
金子さん:私はヤマシタのサービスをより多くの人に広めたいという想いがあります。しかし、より多くの方にサービスを提供するために1件1件の対応がおろそかになってしまうのでは本末転倒です。ヤマシタのサービスはまさに「お客様を原点に」のバリューを体現した対応だと思っています。この用具を使ってご利用者はどんなことができるようになりたいのか、ケアプランの長期目標と短期目標は必ず頭に入れてご利用者対応をします。そして、それを実現するために私たちがすべきことを行う。その対応が多くのお客様に評価され、選ばれることにもつながっているのかなと感じています。
今後の目標は?
金子さん:今後は自分がこれまでやってきたことをいろんな人に伝えていきたいですね。やはり自分一人だけではできることに限界があります。現在は同行や日々の行動など、まずは自分が後輩や同僚にやって見せるということを意識していますが、今後はそれを言語化、マニュアル化していけたらいいなと思います。そして、ゆくゆくは担当している世田谷区に良い影響を与えるような人財になりたいですね。
では最後にヤマシタにかける想いをお願いします!
金子さん:入社以来、この仕事の虜です。これほど多くの方の念願を叶えることができる仕事は他にないと考えています。少し大げさかもしれませんが、生きとし生ける全ての人の今際の際を、最良のものとするために、ケアチームの一員として最善を尽くすこの仕事には、どんな職業にも決して劣ることのない魅力があります。だからこそ、より一層気を引き締めて研鑽に励みたいと思いますし、その魅力を教えてくれたヤマシタの風土、研修チーム、上司、先輩たちの想いを引き継いで、まずは自身が担当するエリアから、そして世田谷区へと、シェアNo.1を目指して今後も利用者、家族、ケアマネージャー、医療職、介護職、メーカー、区職員との信頼関係を積み上げていきます。