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【THE ヤマシタ】 バリューインタビュー「挑戦」部門 平田哲也さん

【THE ヤマシタ】 バリューインタビュー「挑戦」部門 平田哲也さん

2025.05.20

Release:2025.05.20 Update:2025.05.20

*本記事は社内報の転載になります。

こんにちは、広報の久保田です!

バリュー賞受賞者から「バリューの体現」を伝える

【THE ヤマシタ】バリューインタビューのコーナー✨

今回は24年度バリュー賞(※)「挑戦」部門を受賞した、

LS営業・マーケティング部 静岡営業課の平田哲也さんにお話しをうかがいました!

(※)バリュー賞とは社員総会で年に1度表彰される表彰の1つです。
ヤマシタで掲げている「お客様を原点に」「チームヤマシタ」「挑戦」「やり抜く」、
4つのバリューの体現者を社内で推薦いただき
社員投票で決定します。



ではまず自己紹介をお願いします。

平田さんLS営業・マーケティング部 静岡営業課の平田哲也です。新卒で入社し、今年でちょうど社歴30年(LS三重20年、御殿場5年、静岡5年)になります。現在は営業課長としてマネジメントを行いつつ、営業として山梨県や静岡県のお取引先もいくつか担当しています。
増田さん:今回推薦させていただいたLS静岡事業所管理課の増田です。普段はクールな平田さんの熱い想いのあるエピソードがバリュー賞受賞という形で皆さんに評価いただき私も嬉しいです。


▲受賞者の平田 哲也さん(左) 推薦者の増田 好由生さん(右)


今回のエピソードの背景を教えてください。


平田さん
:今回推薦いただいたエピソードは私の担当している山梨県北杜市での出来事です。LS事業部では遠方のお取引先へのサービス提供は一部下請け業者に委託しているところがあります。今回のエピソードはその下請け業者の自己破産からはじまりました。
久保田:…不穏なはじまりですね。ヤマシタの代わりにリネンの洗浄や集配などを行っていた業者がいきなり倒産したってことですよね?
平田さん
:その通りです。いつものように朝出社したら机の上に「自己破産しました」という通知書類が置いてあり。あわてて山梨に向かったのですが工場は封鎖され、同じように下請けに出していた同業他社が何社も集まり、涙目で各所に連絡している若い担当者も見えたりと混沌とした状態でしたね。
久保田:それは大変でしたね…。
平田さん:幸いヤマシタが契約していた取引先は数件だったので何とかなりましたが、その日からその下請け業者が取引していた北杜市の多くの宿泊施設から問い合わせが殺到する事態が起こりました。
増田さん:北杜市には多くのペンションがあり、春~夏は観光が盛り上がる時期になります。GWを控えた時期のこの出来事で、当時は平田さんの携帯や管理課への問い合わせの電話が鳴り止まない状況でしたね。


そんな前代未聞の事態をどんな挑戦で乗り切ったのでしょうか?


平田さん
:北杜市にある約200件の宿泊施設に11件配送することは現実的に不可能です。そこで北杜市観光協会が間に入り対象エリアのペンションオーナーに合同会社「no football」という倉庫運営を行う会社を設立していただき、一部地域の宿泊施設分のリネンをその一箇所に集中して納品、各施設の職員が受け取るという方法を提案しました。
久保田:シンプルですが、それならヤマシタの配送場所は一ヵ所で物流面での負担は大分軽減されますね!
平田さん:はい。繁忙期であるGWにもなんとか間に合い、結果多くの方に北杜市の観光を楽しんでいただけたのかなと思います。
増田さん:当時は一刻も早い対応をするため、平田さんは稟議や契約など様々なことを同時並行で行っていたので大変だったと思います。しかし平田さんの柔軟な思考、問題解決能力、そして実行力は確実にヤマシタの企業価値を高めたと思います。


今までと違った配送方法で不安もあったと思いますが、

それでもこの挑戦をしようと思ったきっかけはありますか?


平田さん
:今回の出来事は北杜市の観光に大きな影響があったためニュースにもなっていました。そのニュースの中での「ホテルのライフラインが切れる」という言葉ペンションの方々がリネンが届かず困っている姿が印象に残ったのを覚えています。改めてリネンはお客様にとって水や電気と同じようになくてはならないものなんだと感じ「自分たちがやるしかない」と決意したきっかけになりました。




挑戦の原動力はお客様と自分たちの仕事への責任感だったんですね。最後にヤマシタにかける想いを教えてください!


平田さん
:利一社長の代からヤマシタで働き、気が付いたら30年となりました。これまで色々な変化がありましたが、人の良さはずっと変わらないヤマシタの良さだと感じます。今回の挑戦も私一人の力ではありません。突然のお願いにも関わらず1000枚単位のシーツを用意してくれて、運んでくれる仲間がいたからこそ実現できたものです。
現在私はマネージャーという立場でもあるので、このヤマシタの良さや自分が培ってきた経験を若い人たちに伝えていき、みんながそれぞれのフィールドでどんどん挑戦できる環境を整えていきたいと思います。

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