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【ホームケア】ヤマシタが誇る「人財」を育てる、マネジャー職の魅力とは

【ホームケア】ヤマシタが誇る「人財」を育てる、マネジャー職の魅力とは

2024.11.28

Release:2024.11.28 Update:2024.11.28

※2023年2月21日に、ビズリーチにて掲載されていた内容を転載しています。

介護用品レンタル・販売事業の老舗でありながら、次々と変革に取り組んでいる株式会社ヤマシタ。これからますます増える在宅介護需要を見据え、在宅介護業界のプラットフォーマーを目指しています。この大きなビジョン実現に向けた要のポジションといえるのが、社員のサポートや育成を担うマネジャー職です。ヤマシタでマネジャー職を務める醍醐味ややりがいについて、3名の社員にお話を伺いました。

40代で保険から介護・福祉業界へ。さらなるステップアップを実現

はじめに、ヤマシタへ転職されるまでの経緯を教えてください。

ホームケア事業部 営業統括部 部長/鈴木 禎仁の画像

ホームケア事業部 営業統括部 部長/鈴木 禎仁

私は新卒で入った保険会社に、約25年間勤めていました。40代後半を迎え、経営形態が変わったタイミングで、「外の世界を見てみたい」と考えるようになったのが転職のきっかけです。

当初、前職と同じ保険会社や金融機関を検討していた私が、介護や福祉に関する理解がほとんどないなかでヤマシタに入社を決めた理由は、社長との面接が一番印象に残ったからです。介護・福祉業界において老舗でありながら、さらに挑戦をしていこうとするベンチャー気質があり、他業界から来た人材でも十分活躍できる余地があると、面接を通じて感じました。

また、前職で保険会社の営業所長・支社長として100名以上の部下をマネジメントしていた経験が、ヤマシタの求める役割像と一致していたことも背中を押してくれた要因です。正直に申し上げて、給料・待遇面では前職のほうが上回っていましたが、「介護・福祉」という今後伸びていく可能性のある業界であるところに魅力を感じました。

入社から現在に至るまで、どういったお仕事をされてきましたか。

当社が各地域に展開する営業所を所轄する「ブロック長候補」として採用され、3日間の座学研修を受けたのち、すぐに静岡ブロックへの実地研修となりました。そこで当時の静岡ブロック長に付いて、仕事の仕方・業界の慣習を一から学びました。

約2カ月後には「鈴木さんの視点から、静岡ブロックの課題とその解決策を教えてほしい」という課題に対して、事業部長クラスにプレゼンテーションを実施。そのプレゼンテーションの内容を認めていただき、入社4カ月目には東関東のブロック長に就任しました。その後、東京ブロック長をへて、現在は営業統括部長として全国10ブロック、67営業所全体のマネジメントをしています。

入社してわかったのは、当社の介護用品レンタル・販売(ホームケア)事業はケアマネジャーさん、ヘルパーさんなどのサービス提供事業者との連携・信頼関係があって初めて成立するということです。こうした方々と日々向き合う各営業所の所員たちをサポートするための施策を練って、モチベーションアップにつながったり、実際に成果として表れたりするのがやりがいにつながります。

前職での経験を生かし、所員一人一人としっかり向き合う

実際に勤めてみて、ヤマシタの職場環境はいかがでしょうか。また、貴社でマネジャー職を務める醍醐味はどんなところにあると感じますか。

ホームケア事業部 営業統括部 部長/鈴木 禎仁の画像

初めての転職でしたが、対人関係も含めてスムーズになじめたと思っています。というのも、営業所長やリーダーなど普段から密に接する人々が、異業種から来た私の意見を興味深く前向きに聞いてくれたからです。ヤマシタは、どんな人の意見もまずは聞いてくれる環境だなと感じます。

こうしたなかで、私の一番のやりがいは、統括するブロックの営業所長やリーダー、所員たちがどんどん成長し、昇格や新ポジション任用などを果たして活躍する姿を見ることです。

たとえば、私が統括していたブロックで、役職なしの営業職で中途入社した人の事例があります。その社員は、一営業パーソンとして入所した当初から、自ら戦略を同僚の所員に説明することを自発的かつ積極的に行っていたため、マネジャーとしての適性があると感じました。そこでまず、営業リーダー職に就いてもらい、2年で営業所長に任命、その後も昇格を続け、現在は大きな営業所の所長として活躍しています。

ヤマシタには「およそ○年で所長になる」といった任用期間や年功序列制度がなく、入社早期から、営業リーダーや所長を目指せる環境にあります。こうしたポジションに適性のある所員を見いだし、昇格までの道筋をサポートしていくのは、まさにマネジャー職の醍醐味ですね。

ヤマシタは、2030年までに業界No.1を目指すなど野心的な経営目標を掲げています。鈴木さん自身はどのように受け止めていますか。

デジタルを駆使した施策が多く、正直に言ってキャッチアップするのが大変ですが、いい刺激にもなっています。社長自ら「介護用品レンタル業界No.1になる」という明確なメッセージを出しているなかで、「個人レベルで何をしていくべきか」を考えなければなりません。AIを駆使する会社と提携したり、M&Aも絡んだりと、挑戦的な変化が日々起こっているので、ワクワクするフェーズだと感じます。

どんな方に、ヤマシタの仲間になってほしいと思いますか。

介護・福祉業界は人と人との関わりによって成り立っているので、「人」を大切にする方に来ていただけたらありがたいです。当社のマネジャー職は、利益や成果など「数字」だけを見るのでなく、人に関心を持ち、その人のよさを最大限引き出そうとすることが非常に大切だと思います。現場の声を聞き、現場の人々が大事にしていること、困っていることを積極的につかみにいく行動力がある方と一緒に仕事がしたいです。

私自身、組織をマネジメントするうえで「人に関心を持つ」という軸は、保険会社にいた頃から変わっていません。マネジメントに対するブレない信念を持ちながらも、「今の状況からもう一段階ビジネスパーソンとして成長したい」と感じていらっしゃる方は、必ずや当社でご活躍いただけると思います。

お客様との信頼を構築しながら、売り上げや利益向上を目指す

樋口さんはどういった経緯で、ヤマシタへの転職を決めたのでしょうか。

ホームケア事業部 宇都宮営業所 所長/樋口 勇気の画像

ホームケア事業部 宇都宮営業所 所長/樋口 勇気

私は新卒でアパレル業界に入り、エリアマネジャーを経験しました。その後は、個人事業主として整体師をしていました。整体院では店長をしていたのですが、結婚を決めたタイミングで、転職を考えるように。もともとは整体の知識を生かせる医療業界などを中心に探していましたが、「樋口さんの経歴であればこんな会社でも活躍できるのではないか」と紹介してもらったのがヤマシタでした。

面接に出向いた際に、社員の方々が楽しそうに働いている姿も印象的でしたが、何よりの決め手は「私をこんなに評価してくれる会社はないな」と感じたことですね。当時のブロック長と面接をしたのですが「樋口さんだったらもっと能力を発揮できる場所がある」と、私のポテンシャルを見いだしてくれた感覚があります。

入社から現在に至るまで、どういったお仕事をされてきましたか。

まずは世田谷営業所に配属され、現場の仕事を担当しました。居宅介護支援事業所などを回り、主にケアマネジャーさんと関係を築きながらご利用者様をご紹介いただき、ヤマシタの介護用品を使って介護環境の整備を行い、好評価を得てリピートにつなげていくのが主な職務です。現在は宇都宮営業所に異動し、所員を束ねる営業所長として、所員育成などを行っています。

働き始めてまず驚いたのは「訪問先の顧客が優しい」という点ですが、その根底には当社が長年介護用品のレンタル事業で築いてきた信頼関係があると感じています。ケアマネジャーさんからは、時に厳しいコメントをいただくことがありますが、それはご利用者様のことを考えるがゆえです。「ご利用者様にとって一番いいサービスや商品を届けたい」という共通の思いがあるため、真摯(しんし)に受け止めて成長できる環境ですね。

また、入社時は介護用品の導入目的やご利用者様にどうすれば快適に使っていただけるかを、ていねいに指導してもらいました。「外部研修へ参加したい」と手を上げれば快く送り出してくれる文化もあり、意欲があればさまざまなことを吸収できる環境だと感じます。

経営層自ら改革を推し進めていく姿勢を見て、自らも奮起する

貴社でマネジャー職を務める面白さややりがいはどんなところにあるでしょうか。

ホームケア事業部の画像

「今月は新規件数〇件を目指しましょう」といった営業所の数値目標や方針に関しては、おおむね営業所長が立案します。会社の承認を得たうえでの具体的な進め方や段取りに関しては、各営業所に委ねられている部分が大きいです。

そのため、「どんなふうに担当エリアに所員を配置し、リーダーにどんなチームづくりをしてもらうか」などを比較的自由にマネジメントできる権限が今の営業所長にはあり、そこが非常に面白いですね。

戦略立案については社内研修などで学ぶ機会がしっかりと用意されていますし、それを実際に体現していくことができるポジションなので、私自身楽しんで日々の仕事に取り組んでいます。戦略を実行していくには所員の協力が不可欠ですが、当社には新しいことも「まずはやってみよう」という風土があり、前向きに取り組めるメンバーが多いので、日々助けられています。

「2030年までに売り上げを現在の3.5倍、年間850億円にする」というビジョンに向け、さまざまな改革が進んでいる貴社ですが、樋口さんご自身はどんな取り組みを行っていますか。

目標は大きいですが、まずは私が任されているエリアの中で、「いかに売り上げを伸ばしつつ、利益を出していくか」ということに真摯に向き合っています。たとえばルート営業でも、単にルートを回るのではなく、リピート受注を増やすにはどうしたらいいのかという視点で所員一人一人と話をしています。また、作業のムダやヒューマンエラーを減らすためのオペレーションの簡素化など、業務の意味を一つずつ見直しているところです。

ヤマシタは、経営層と距離が近く、提案しやすい社風があると感じます。たとえば社長とも会食しながら意見交換ができたり、経営層が営業所に顔を出して所内の状況を聞いてくれたりします。時にはプライベートな話もしてくれるなど、積極的に自己開示をしてくれるので、非常に安心して働けています。

また、経営層が誰よりも努力していて「背中」を見せてくれる会社なので、「自分もがんばらねば」と日々感じますね。今後も、ホームケア事業の流れをしっかりつかみ、介護・福祉や医療の最新の知見も学びつつ、ヤマシタの変革に貢献していきたいと思います。

ライフイベントや引っ越しを挟みつつ、女性マネジャーとして長年活躍

入社から現在に至るまで、どういったお仕事をされてきましたか。

ホームケア事業部 京滋ブロック ブロック企画/伊藤 十詩子の画像

ホームケア事業部 京滋ブロック ブロック企画/伊藤 十詩子

私は2010年に新卒で入社し、最初は地元の三重県に配属されました。7年目に名古屋営業所のオープニングメンバーとして異動し、2年間営業を務めたのち、若手のトレーナーとして複数営業所の育成に携わりました。

その後名古屋の営業所で約2年間所長を務めたあと、産休・育休を取得しました。2022年春に復帰し、現在はブロック全体の運営・企画をしています。復帰の際にはパートナーの居住地に合わせて現在のブロックに異動しています。私的な事情にも配慮してくれ、柔軟な働き方を提案してくれたのはありがたかったですね。産休取得前は不安な気持ちもありましたが、スムーズに復帰でき、マネジャー職として働けています。

当社は男女比率が1:1なので女性の産休・育休取得も多いですし、男性もおよそ3割が育休を取得しています。社員一人一人が自分らしく働き、キャリアを重ねられる環境だと思います。

今のお仕事のなかでやりがいを感じるのは、どんな場面でしょうか。

部下の成長に携わり、「お客様の期待を超える提案をしてくれたとき」などにやりがいを感じます。たとえば、われわれはケアマネジャーさんから「車いすをレンタルしたい」というご要望をいただいたら、「ご利用者様の身体状況や、なぜ車いすを望んでいるのか、どこに行くのか、誰が押すのか、座る時間はどれくらいなのか、保管場所はどこにするのか」などをヒアリングしてさまざまなラインアップから最適な商品をご提案します。このようにこまやかに考えられる部下を育成するのが、私の責務です。

人と人とが密に連携する仕事なので、苦労することも多々あります。たとえば、あまり感情を出さない部下と働いたときには、お互いの意図がうまく伝わらず、やりとりがうまくいかなかったことがありました。その際は、別の所員が間に入ってくれ、助け船を出してくれました。ヤマシタでは職位に関係なく、誰かが困っているときには自然と助け合う文化があり、私自身も助けられています。

ヤマシタで長く働きたいと思える理由は「人の誠実さ、優しさ」

新卒後から長くお勤めですが、ヤマシタでずっと働きたいと考える理由はどんなところにありますか。

ホームケア事業部 京滋ブロック ブロック企画/伊藤 十詩子の画像

大きいのは人間関係ですね。困っている人をそのままにせず、ほしいフォローを的確なタイミングでもらえる環境をありがたく思っています。利益や売り上げの追求はわれわれの大きな使命ですが、それ以上に「ご利用者様、お客様の役に立ちたい」という気持ちが強いメンバーがそろっていて、同じ目標をもって働くことができるのです。

10年前に社長が交代し方針が大きく変わった際には、変化をすぐに受け止められず、正直「辞めたい」と思ったこともあります。ですが、周りの上司、同僚、後輩たちの顔を思い浮かべると、「やっぱりここでがんばりたい」と思いました。私は、産休前に介護休業を3カ月取得したこともあるのですが、プライベートな事情で気持ちが不安定なときも、周囲が積極的にサポートしてくれました。これから私も恩返ししていきたいという思いがあります。

2030年までに大きな経営変革を見据えている当社ですが、それに向けて今何をすべきかを自分なりに考えている段階です。マネジャー職としては、会社の思いを現場にいかに浸透させていくか、具体的な手段を提示することが課題だと思っています。

数値目標が単なる業務効率化という面だけで受け止められないように、伝え方を工夫することが私の役割です。ご利用者様のサービスの質も上げながら、所員の生産性や働きやすさも上げていく。そんな相乗効果を意識していきたいですね。

どんな方に、ヤマシタの仲間になってほしいと思いますか。また、伊藤さんのキャリアの展望をお聞かせください。

ポジティブに人を巻き込んでいける方とぜひ働きたいです。AIを活用した歩行解析システムなど、現在は新しい技術の導入が進んでいますが、活用に関しては営業所によってまだまだバラつきがありあます。部下に対して新しい技術のメリットをわかりやすく伝えつつ、目線を合わせながら巻き込んでいくことが大事な職務になると思っています。

今後についてですが、ヤマシタは女性もキャリアを築きやすい会社ですが、所長クラス以上の女性比率はまだ少ないので、まずは自分自身がマネジャー職として楽しく働く背中を見せられたらと思います。そして、「私も挑戦したい」という人を少しずつ増やせたらうれしいです。

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