1. ホーム
  2. ヤマシタを知る
  3. 社内報一覧
  4. 片桐 珠美 インタビュー
タイトル画像

片桐 珠美
ホームケア事業部浜松営業所所属。2014年新卒入社、介護用品レンタルの営業を行う浜松営業所で営業として活躍。これまでに若手社員3人のメンターも務めた。

「自分は営業に向いていない」

新卒で入社、現在まで変わらず地元である浜松市で営業を担当している片桐さん。自分の性格は「人見知り」「話をするより、聞く方がすき」「自己主張はあまりないタイプ」だという。ご利用者との会話や、用具を使って喜ぶ姿に専門相談員として仕事やりがいを感じる一方、営業としては長い間目標が達成できずにいた。「ケアマネさんと何話したらいいんだろう…」と居宅に向かう足取りも重くなる日々、新規の相談が0という月もあった。ケアマネジャーと話が弾む同僚と自分を比べては、「向いてないよなぁ」と感じていたという。

長い間、そんなもやもやとした気持ちを抱えていた片桐さんが目標を達成できるようになったのは、ここ数年のこと。きっかけは同行中でのマネージャーからの言葉だった。自分の中ではいつも通りの顧客対応をしていたのだが、「今の対応すごく良かったよ!これがケアマネジャーに伝われば絶対に依頼にも繋がるはず!」と声をかけてくれたという。自分が当たり前だと感じていた対応を称賛してもらえたことが嬉しく、「それなら、もっとこうすると良いかも」と自分の活動をより振り返るようになった。お客様対応にも自然と自信が持てるようになり、現在は「片桐さんにはどんなご利用者も安心して任せられる」と信頼のリピート受注が続いているという。

選択肢はリーダーだけ?

20代半ばを過ぎた頃、友達の結婚ラッシュとなり、SNSには小さい子供の写真があふれ始めた。自分の将来について、漠然に考え始めたのはちょうどその頃から。少し焦った時期もあったが、プライベートも仕事も今のままマイペースで生きていけたらと考えていた。しかし、最近仕事面では徐々にその考え方が変わってきたという。営業として自信がついてきたことや、メンターなど営業以外の経験をする中で、少しずつ新しいことに対しても興味を持つようになった。特にメンターの経験の中で、誰かをサポートすることの楽しさを知り、後輩が成長していく姿にやりがいを感じた。

営業から次の新しいキャリアと考えた時、多くの人がリーダーをあげると思う。他に思い浮かぶ選択肢は、顧客対応や事務になることくらい。営業の自分にとってはリーダーが目指すべきところなんだろうなと考えていた。

そんな時、同期が社内の募集に応募して現場から本部に異動になったという話を聞いた。自分が知らない、行動していないだけで、自分にも様々な選択肢があるのかもしれない。「〇〇年後には〇〇に!」といった明確なビジョンはまだ描けていないが、身軽な自分にとって、視野を狭めず、いろんなことにチャレンジしていきたいと片桐さんは話してくれた。

#片桐さんに3つの質問

Q1.休みの日は何して過ごしていますか?

友達と美味しいお店を探して時々食べに行くのが楽しみの一つです♪ 一日中家にこもって読書をしたり、ひとりでのんびり過ごすことも多いです。

Q2.夏の外回りの必需品は?

日焼け予防のアームカバーと冷感汗拭きシートは常にかばんに入ってます日焼け止めは塗り直しが面倒でついついサボりがち。どうしても右腕の方が焼けてしまいます…

Q3.最近嬉しかったことは?

コロナ禍でなかなか会えなかった友達に会いに行けたこと。子どもにも会えてうれしかった!

片桐さんからメッセージ

最近は、新人の頃から知っているケアマネさんから「だいぶ頼もしくなった」「もうベテランだね」と言われることも増えました。営業に向いてない…と思いながらも、仕事の中で、ささいなことでも嬉しいとか、おもしろいと感じることもたくさんあって、それがあったからここまで続けてこられたのかな、と今になると思います。

正直こんなに長く続けることになるとも思っていなかったですし、「今のまま変わらず続けていければ」と思っていたはずの自分の気持ちの変化に戸惑うこともありますが、「あの時やっておけばよかった」と後悔しないように、自分のペースで今後のことも考えていけたら良いと思っています。