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小倉 久美子
LS事業本部三重事業所物流課でピッキングを担当。22年にパート社員から正社員となった。

思いがけない配属と業務

出身は名古屋、医療事務の仕事を結婚を機に退職し、三重に引っ越してきたという小倉さん。子供も成人し、育児も落ち着いた4年前にパート社員としてLS三重事業所で働くこととなった。募集があったのは生産課での業務だったが、同時期に他の応募者が多く集まったことから、物流課への配属を提案された。家から近い、給与面などの条件が揃っていることから、たまたま選んだ職場。特に仕事内容にこだわりはなかったため、深く考えずに了承した。

小倉さんが担ったのがピッキング業務。工場できれいに洗濯し、畳まれたシーツ・パジャマ・タオル類などを、お客様先の受注に合わせてテナーに積載し、ドライバーがスムーズにトラックへ積み込みできるように準備する仕事だ。単に仕分けをするだけではなく、トラックの荷台の高さ、製品の在庫状況、生産のスピードなど全体の状況把握が必要となる。また先に積載する製品は手前に置くなど、細かい気遣いも大切だ。もともと173cmと長身の小倉さんだが、その身長以上の高さのテナーに洗濯された製品を載せ、1日中工場内を動きまわる。工場の仕事は単純なルーティンワークだと思われがちだが、知識・経験・体力の要る、奥が深い業務だと小倉さんは実感していった。

人との関わりの中で見つけたやりがい

徐々に物流課の仕事に慣れていった小倉さんには、少し気になることがあった。それは物流と生産のコミュニケーション。ドライバーと工場の所員は顔を合わせる時間や会話も少なく、お互いの仕事や状況を把握できていなかった。そのため先に配送したいものの生産ができていないのに、その後のものはできているという状態になることも。そこで小倉さんは、ピッキング担当として間に立ち、どの業務を先に行うべきか、お互いに今何が困っているか(今何をしているか)について自分から周囲に話しかけることで、効率的に業務が流れるよう心掛けてみた。もちろんすぐにとはいかなかったが、毎日5分でもみんなと話す時間を作り、徐々に「これ優先でお願い!」「ごめん、もう少しだけ待って!」など気軽に声をかけられるような関係を築いていったという。そこには自分やみんなが「笑顔で一日の仕事を終われたらいいな」という想いがあったそうだ。

そんな小倉さんはパートから正社員となった。仕事のやりがいは生産と物流の間に立ち業務が円滑に行えた時の達成感や、実習生からの「ありがとう」の言葉。そんな経験の積み重ね、多くの人との関わりの中で「ここで長く働きたい」と思うようになったそうだ。そして、長く務めるなら社員と同じ目線で話がしたい。最初は条件に合う職場という理由だけで始めた仕事だったが、今ではそう思えるようになったと話してくれた。

#小倉さんに3つの質問

Q1.テキパキ無駄なく仕事をされる印象の小倉さんですが、ミスや失敗談などはありますか?

たくさんあります…つい最近だと製品の入れ間違えなど。客先だけでなく、営業の商談に影響したり、ドライバーが謝ってくれたり、いろんな方面に迷惑が掛かってしまうので、そんな時は数日間とことん落ち込み、反省します…。

Q2.趣味・休日の過ごし方は?

趣味はガーデニングです。小さな庭ですが、季節の花が咲く大好きな空間です。休日は庭の手入れや猫と一緒に過ごして癒されています。

Q3.ストレス発散方法は?

夫に話を聞いてもらうことが多いですね(笑)あとは少し遠くに出かけたり、桜や梅を見にドライブして気分転換しています。

小倉さんからメッセージ

私は自分が困っている時に手助けしてもらうとやりがいを感じます。
気にかけてくれる人がいる、助けてくれる人がいる
次は自分がそうなろう。
ありがとうで繋がると仕事は楽しい、
チームヤマシタ!